「ご褒美」のその先へ:自立心を育てる
「ご褒美」や「ゲーム化」は、子どもを動かすための強力なきっかけになります。しかし、ご褒美がないと動けない子になるのでは、と不安に感じる方もいるかもしれません。
ご安心ください。これは、子どもがやる気スイッチを自分で見つけるまでの、いわば練習期間です。
次のステップとして、「内発的動機づけ」を育てることに焦点を当ててみましょう。これは、誰かから言われたからではなく、「自分からやりたい」という気持ちで行動する力です。
1.「目的」を一緒に見つける
「勉強しなさい!」と言う代わりに、なぜ勉強するのか、その先に何があるのかを一緒に探してみましょう。
- 「この単元をマスターすると、〇〇さんの好きな歴史のマンガがもっと面白く読めるかもね」
- 「この計算ドリル、早く解けるようになったら、将来の夢に必要な知識を学ぶ時間がもっと取れるね」
このように、勉強そのものが「楽しい」と感じられるような目的を見つけることで、子どもは自ら進んで行動するようになります。
2.「自己決定」の機会を与える
自分で決めたことには、やる気が湧きやすいものです。子どもに「どうする?」と選択肢を与え、自分で決めてもらう機会を増やしましょう。
- 「今日の宿題は、まず算数から始める?それとも英語から?」
- 「部屋の片付け、まずは洋服から始めるか、本から片付けるか、どちらにする?」
ほんの小さな選択でも、自分で決めるという経験が、子どものやる気と自立心を育てます。
「ご褒美」や「ゲーム」でまずは行動のきっかけを作り、徐々に「目的」や「自己決定」へと移行していくことで、子どもは親に言われなくても、自分で考えて動けるようになります。これは、学力だけでなく、将来にわたって大きな力となるでしょう。
自分自身との付き合い方も変わる
ティム・アーバン氏は、先延ばしという誰にでもある悩みをユーモアあふれる視点で解説しています。
「あぁ、私の頭の中にもご褒美好きがいたのか!」と共感しながら、自分の行動パターンを客観的に見つめ直せます。
もし「ついつい先延ばしにしてしまう」自分に悩んでいるなら、ぜひ一度このTEDトークを見てみてください。あなたの「ご褒美好き」との付き合い方が、きっと変わるはずです。
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