こんにちは、カウンセラーの大城です。
いつも周りを優しく見守っているあなたへ。
「病気」という言葉でくくってしまうと、どこか遠いことのように感じますがうつ病はもっと静かに、そして確実にその人の「色」を奪っていきます。
大切な人の表情が曇り、いつもまとっていた雰囲気が変わっていく…。そんな、言葉にならない違和感を深掘りしてみましょう。
「表情」と「視線」に宿る切ないサイン
一番先に変わるのは、言葉よりも「顔の筋肉」かもしれません。
- 「仮面の笑顔」と、消えた輝き
話しかけると笑ってくれるけれど、どこか引きつっていたり、目が笑っていなかったり。無理に「普通」を演じようとする、痛々しい努力が見えることがあります。 - 視線が泳ぎ、焦点が合わなくなる
真っ直ぐ目を見て話すことが難しくなります。視線が足元に落ちたままだったり、遠くの何もない空間をぼんやり眺めていたり。心の中に、誰にも入れない「深い霧」が立ち込めているサインです。
「雰囲気」と「まとう空気」の変化
その人が部屋に入ってきた時の、パッと明るくなるような空気が、重く沈んだものに変わることがあります。
- 体の動きが「スローモーション」になる
歩くスピードが遅くなったり、返事をするまでに数秒の間があいたり。まるで水中で動いているかのように、すべての動作に時間がかかります。これは脳の回転が極限までゆっくりになっているからです。 - 「音」や「光」に敏感、あるいは無反応
いつもなら気にならないテレビの音や周囲の話し声にビクッとしたり、逆に、いくら呼びかけても届かないほど、自分の内側に閉じこもってしまったりします。
「職場」や「日常」でこぼれ落ちるSOS
責任感の強い人ほど、ギリギリまで「変わらない自分」を見せようとして、綻びが出てしまいます。
- デスクが「カオス」になっていく
整理整頓が得意だった人の机が、書類や飲みかけのペットボトルで埋まっていく。これは、身の回りを整える「判断力」が失われている、とても深刻なサインです。 - 「清潔感」への関心が消える
同じ服を何日も着ていたり、髪がバサバサだったり。お風呂に入ることや服を選ぶことが、今のその人にとっては「命を削るような重労働」に感じられているのです。
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