「動けない」のは脳があなたを守っている証。

こんにちは、カウンセラーの大城です。

「学校に行かなきゃいけないのに、体が鉛のように重い」
「うちの子、このまま一生ひきこもりになっちゃうの?」

そんな風に出口の見えない暗闇の中で、自分や大切なお子さんを責めてしまっていませんか?

実は、不登校は「心の弱さ」や「甘え」の問題ではないんです。
最新の医学が教えてくれたのは、それがあなたの命を守るためのとっても賢くて一生懸命な「脳の防衛本能」だということです。

今日は教科書のような難しいお話ではなく、あなたの心がふっと軽くなるような「脳のひみつ」を一緒に覗いてみましょう。

脳が「緊急停止」のボタンを押しただけ

A focused, back view of students sitting in a bright classroom environment.

なぜ、学校に行こうとするとお腹が痛くなったり、動けなくなったりするのでしょうか。
それは、脳の奥にある「偏桃体(へんとうたい)」という警報器が、24時間鳴りっぱなしでパンクしてしまったからなんです。

いじめや、周りに合わせなきゃいけないプレッシャー。
そんな強すぎる刺激の中にいると、脳は「これ以上ここにいたら、心が壊れちゃう!」と判断します。
そして、命を守るために強制的にブレーカーを落とすんです。

「動けない」のは、あなたがダメだからじゃない。

あなたの脳が、あなたというかけがえのない存在を守るために「今は動いちゃだめだよ」と、お休みを命じてくれているんですよ。

「死んだふり」は、生きるための知恵

人間は怖くてたまらないとき、3つの方法で自分を守ろうとします。

  1. 「助けて!」と叫ぶ(初期段階)
  2. 「戦う」か「逃げる」(反抗したり、教室を飛び出したり)
  3. 「凍りつき(シャットダウン)」(体が動かない、感情がなくなる)

今のあなたは、この第3段階。
動物が天敵の前で「死んだふり」をしてやり過ごすのと同じ、とっても高度な生き残り戦略なんです。
だから無理に動かそうとするのは、バッテリーが0%のスマホを無理やり起動させるようなもの。
今はただ、「何もしないこと」が、あなたの一番大事な仕事なんです。