なぜ「あなたのため」と言われると、相談できなくなるの?
じゃあ、境界線を踏み越えられた子どもは、どうして「困ったとき」に黙っちゃうんでしょうか? 理由はシンプルにこの3つです。
① 「どうせコントロールされる」という諦め
普段から「あなたのため」とレールを敷かれていると、子どもは「相談したら、また親の意見を押し付けられて終わりだな」と思っちゃいます。相談すること自体が面倒でリスクになっちゃうんです。
② 「親をがっかりさせたくない」という罪悪感
「あなたのためにこんなに心配してるのに」と言われると、子どもはめちゃくちゃプレッシャーを感じます。だから、ちょっとした失敗やトラブルがあったとき、「お母さんを悲しませちゃう」と思って、一人で抱え込んじゃうんです。
③ 自分の「困った」が麻痺しちゃう
ずっと境界線を越えられ続けていると、子どもは自分の気持ちより「親がどう思うか」「親をご機嫌にできるか」を最優先にしがち。その結果、自分がいじめられて辛いのか、学校に行きたくないのか、自分のリアルなSOS自体が麻痺して分からなくなっちゃうこともあります。
「心配」という名のコントロールを手放そう
「何かあったら心配だから、つい口を出したり見たりしちゃう」というのは、親なら誰もが思うことです。でも、もし本当に「何かあったときに頼ってほしい」と願うなら、普段から見張るのではなく、「何があってもあなたの味方だよ」という安心感をプレゼントしてあげる方がずっと大事。
実は、親が境界線を越えちゃうときって、親自身の「不安」が原因のことも多いんです。
- 「子どもが失敗したら、私の育て方のせいにされるかも?」
- 「私が先回りしてあげないと、この子はダメになっちゃうかも?」
こんな風に、自分の不安を子どもにぶつけちゃいそうになったら、まずは一呼吸。
「これは子どもの問題かな? それとも私の不安かな?」と、頭の中でちょっと切り離してみてくださいね。
子どもが「助けて」と言えるようになる3つのステップ

今日からできる、子どもの「心のエリア」をリスペクトする関わり方です。
ステップ1:「あなたのため」を「私は~思う」に変える
親としての意見を言うのは全然OK! ただ、主語を「あなたのため」にするのをやめて、「お母さんはこう思うよ」「私はちょっと心配だな」という「私(I)」を主語にしたメッセージに変えてみてください。これだけで押し付け感が消えて、子どもも素直に聞きやすくなります。
ステップ2:子どもの「イヤ」や「秘密」を拍手で迎える
子どもが「今は話したくない」「それは嫌だ」と言ったら、「親に向かって!」と怒らずに、「そっか、今は話したくない気分なんだね」とそのまま受け止めてあげてください。自分だけの秘密を持つのも、立派な成長の証(自立の一歩)ですよ!
ステップ3:「失敗する権利」をプレゼントする
命の危険や犯罪以外なら、子どもが自分で決めて、たとえ失敗したとしても見守ってあげるのが一番です。失敗したときに「ほら、言わんこっちゃない」と責めるのはNG。「大変だったね。次はどうしよっか?」と、いつでも一緒に作戦会議ができる親でいられたら、子どもは本当に困ったときに絶対SOSを出してくれます。
最後に:こころのかふぇ から一言
子育てって、我が子を自分と切り離して考えるのが、本当に身を引き裂かれるくらい難しいときがありますよね。「よかれと思って」つい口が出ちゃうのは、あなたがそれだけ一生懸命、我が子を愛している証拠です。
でも、子どもが自分の足で歩き出すためには、親子であっても「心地いい距離感(境界線)」がどうしても必要になります。
「もしかしたら、私ちょっと踏み込みすぎてたかも…」「子どもとの距離感が分からなくなっちゃった」と思ったら、一人でモヤモヤを抱え込まずに、いつでも『こころのかふぇ』のオンラインカウンセリングを頼ってくださいね。
あなた自身がふっと肩の力を抜いて、不安を手放せるように、私たちがトコトン寄り添います!

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