ご挨拶

「こころのかふぇ」は、毎日をがんばるすべての女性、そしてお母さんたちへ、そっと寄り添う「やさしい居場所」でありたいと願っています。

はじめまして。
「こころのかふぇ」代表の大城眞抽美です。

朝起きた瞬間から、家族のことを考える。

仕事をして、家事をして、子どものことを考えて。
誰かが困っていれば、自分のことは後回し。

気づけば一日が終わっていて、

「今日、私のために使った時間ってあったかな」

そんなふうに思うことはありませんか?

「私がやらなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
「これくらいで弱音を吐いちゃいけない」

そうやって頑張り続けていると、自分でも気づかないうちに、心まで頑張り続けてしまいます。

そして、ふとしたときに

「私、本当は何がしたかったんだろう」

「何が好きだったんだっけ」

「なんでこんなに疲れているんだろう」

そんなふうに自分のことが分からなくなってしまうことがあります。

「ただの私」に戻れる場所をつくりたい

私自身も、結婚して家庭を持つ中で、自分のやりたいことを諦めたり、自分のことを後回しにしたりすることがありました。

もちろん、家族は大切。

でも同時に、

「私の人生も、私のものなんだ」

と思うようになりました。

母親であっても、妻であっても、その前に一人の人。

誰かのために生きることも大切だけれど、自分自身の人生も大切にしていい。

だから私は

誰かのための自分だけではなく、
「ただの私」に戻れる場所をつくりたい。

そんな想いで「こころのかふぇ」を運営しています。

私の名前と「こころのかふぇ」

私の名前は、「眞抽美(まゆみ)」と書きます。

少し珍しい漢字の名前ですが、大人になってから一文字ずつの意味をあらためて見てみると、今の私が大切にしていることと不思議なくらい重なっていました。

眞 ―「本当・ありのまま」
誰かに合わせた自分ではなく、自分の本当の気持ちを大切にすること。

抽 ―「中にあるものを引き出す」
自分でも気づいていなかった想いや、その人がもともと持っている力を引き出すこと。

美 ―「美しさ・良さ」
誰かと比べるのではなく、その人にしかない良さを大切にすること。

三文字をつなげてみると

「その人の中にある、本当の想いや良さを引き出す」

そんな意味にも受け取ることができます。

もちろん、これが名付けられたときの由来そのものではありません。

けれど、自分の名前をあらためて見つめたとき

「私が今やっていることとなんだか似ているな」

と思いました。

カウンセリングも、誰かに正解を教えてもらう場所ではなく、自分の中にある気持ちや答えを一緒に見つけていく場所だと、私は考えています。

本当の自分に気づき、
自分の中にあるものを引き出し、
自分自身の良さを見つけていく。

「こころのかふぇ」が、そんな時間を過ごせる場所でありたいと思っています。

カウンセリングは「答えをもらう場所」ではありません

カウンセラーが、

「こうしてください」
「あなたはこうするべきです」

と、人生の正解を決める場所ではないと私は考えています。

話をしながら、

「本当は、どうしたかったんだろう」

「私は、何を大切にしたいんだろう」

「これから、どんなふうに生きたいんだろう」

そんなことを一緒に考えていく。

話していくうちに、

「私、本当は悲しかったんだ」

「本当は助けてほしかったんだ」

「私、こんなことを望んでいたんだ」

と、自分でも気づかなかった気持ちが見えてくることがあります。

私はその人の人生を変えてあげる人ではなく、

その人が自分の力で歩いていくために、隣で一緒に考える人でありたい。

そう思っています。

私たちが大切にしている3つのこと

「こころのかふぇ」は、誰かのために頑張り続けている人が、安心して心の荷物を下ろせる場所でありたいと考えています。

1.どんな気持ちも否定しない

「子どもにイライラしてしまった」

「もう全部投げ出したい」

「何もしたくない」

そんな気持ちも、そのまま持ってきてください。

「こんなことを思ってはいけない」と、自分を責めなくて大丈夫です。

まずは、

「私は今、こう感じているんだ」

と気づくところから、一緒に始めます。

2.ただ話を聞くだけで終わらせない

話すことで、心が少し軽くなることがあります。

でも、こころのかふぇでは、それだけではなく、

「なぜ、こんなに苦しくなるんだろう」

「どうして同じことで何度も悩んでしまうんだろう」

そんな心の仕組みも一緒に整理していきます。

必要に応じて心理学的な考え方や方法も取り入れながら、その人に合ったペースで一緒に考えていきます。

3.小さな変化を大切にする

人生が突然、大きく変わらなくてもいい。

「今日は少し眠れそう」

「明日は10分だけ、自分の時間をつくろうかな」

「今日は『嫌だった』って言えた」

そんな小さな変化を、私たちは大切にしています。

小さな一歩が積み重なって、少しずつ自分の人生を取り戻していく。

その変化を、一緒に喜べる場所でありたいと思っています。

心のケアを、もっと日常に。

カウンセリングというと、

「心が病んだ人が行くところ」

「本当に苦しくなってから行くところ」

そんなイメージを持っている方も、まだ多いかもしれません。

でも、身体が疲れたら休むように、心にも休息やケアが必要です。

だから、

「こんなことで相談していいのかな?」

と思うようなことでも大丈夫。

少し疲れた。

誰かに聞いてほしい。

自分の気持ちを整理したい。

もっと自分のことを知りたい。

そんなときにも、気軽に利用してほしいと思っています。

美容院で髪を整えたり、カフェで一息ついたりするように、

心を整えることも、もっと日常の中にあっていい。

カフェにふらっと立ち寄るように、心のことを話せる場所。

だから、私たちはこの場所を、

「こころのかふぇ」

と呼んでいます。

2つの「そうぞうりょく」

こころのかふぇでは、一人ひとりの心に寄り添うために、二つの「そうぞうりょく」を大切にしています。

想像力

目の前の言葉だけではなく、

「この人は、どんな気持ちなんだろう」

「この言葉の奥には、どんな想いがあるんだろう」

と、その人の背景や気持ちを想像すること。

分かったつもりにならず、一人ひとりの心に向き合うことを大切にしています。

創造力

カウンセリングという形だけにとらわれず、

「こんな場所があったらいいな」

「こんな心のケアがあったらいいな」

という声を形にしていくこと。

オンラインカウンセリングだけではなく、人と人がつながれる場所や、親子が安心して過ごせる居場所など、新しい心のケアの形もつくっていきたいと考えています。

最後に

毎日、誰かのために頑張っているあなたへ。

ここでは、

いいお母さんじゃなくてもいい。

いい妻じゃなくてもいい。

仕事ができる人じゃなくてもいい。

元気に振る舞わなくてもいい。

ここにいる時間くらい、いろいろな役割をいったん横に置いて、

「ただの私」

に戻ってください。

そして、

「私は、本当はどうしたい?」

を、一緒に見つけていきましょう。

誰かの人生ではなく、あなた自身の人生だから。

誰かになるためではなく、
あなたが、あなたに戻るために。

こころのかふぇは、そんな場所でありたいと思っています。

こころのかふぇ
代表 大城 眞抽美