あなたは幸せになっていい

子育てはこれがカギ!【ポジティブ育児】

こころとこころをつなぐ、こころのかふぇ
この記事を書いた人
Picture of 大城 眞抽美
大城 眞抽美
朝日報道番組ABEMA・30代女性雑誌Poco'ce・リライズNewsなど出演。人間は客観的な現実を理解することはできないという立場を取り、主観的経験の構造の研究を行いカウンセリングを行っています。
目次

ポジティブ育児とは

子供を産んですぐにワンオペ、夫は平日仕事で遅く、お休みの日は何か言わないと手伝ってくれない…
あ~私は母親だから頑張らなきゃいけない…けど子供は泣くばかりで全然思うようにいかないよ…
そう思ったことありませんか?

ポジティブ育児とは、簡単に言うと、子育てに対して子供も親もwin-winな関係な子育て法のことをいいます。今の世の中、母親が少しでも子育てに対して愚痴を言うものなら、「お母さんなんだから我慢しなさい。」「今が可愛い時なんだから。」と言われてしまうことが多いのではないでしょうか。

ですがこのポジティブ育児は、ママにもポジティブな感情で子供に向き合えられる育児法になります。これによって、子供は自己肯定感の高い子に育つメリットもあります。
私が対応してきたクライアント様も、これをやり始めて自分に自信がつき子育てが楽になったとおっしゃっています。

10歳までがカギ

子供は10歳までがカギと言われています。母親は感受性を豊かにし、子供の気持ちに共感し寄り添うことが大切になります。ですが、寄り添いすぎては大人になってからわがままになったり、ルールを守らない子に成長してしまう可能性もありますよね。
「小さいから仕方がない」と悪いことを叱らなかったり、「あのこは優しいからいつか分かってくれるはず」と何も言わなかったり。

そういった環境で育った子は、11歳以降から大人になってとても生きづらくなってしまいます。
そして、親も毎日叱ってばかりの大変な生活になってしまいます。

悪い褒め方

幼少期からたくさん褒めること、けれど叱るところは叱ること。そして何より大切なことは、家族で簡単なルールを決めてみましょう。決められたことを守れたらきちんと褒めてあげることが大切です。

日本の教育では、子供が悪さをしたら廊下に立たせたり罰を与えます。
良いことをすれば何かご褒美を与えますよね。それはあまりおすすめしません。悪いことで罰を与えてしまうと、自分はダメだとか、ダメな自分にふさわしい行動を無意識でするようになってしまいます。良いことをしてご褒美を与えると、逆に親をコントロールしようと考え「ねぇ、これ出来たからこれ買ってよ」と言う子供に育ってしまい、悪い方向にいってしまいます。

「Yes,but」より「Yes, and」

「子供に尽くすことが大切」「もっともっと私が頑張らなくちゃいけない」これはとても悪循環です。寄り添うとは、子供の考え方を理解してあげ共感をしてあげることです。そして、子供が何かをやりたいと言ったことが明らかに難しくても「すごいね。けど、それはさすがに無理なんじゃない?」と否定をすることはNGです。
自己肯定感が低くなり、何事も挑戦をしない子に成長してしまいます。

海外では、「すごいね!それはどうしたら実現できると思う?」とその子供の発想を深めていくような問いかけをし、想像力ややる気、肯定感、自分の可能性を高めるマインドをとても大切にしています。

子育てはとても大変です。幼少期の躾がとても大切になってはきますが、焦らないことが重要です。焦ってしまうと子供にきちんと向き合えなくなってしまいます。あなたも、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまいます。
むしろ、「一筋縄ではいかないところにこの子は大物感がある!」くらいの気持ちでかまえていると、ほんの少し楽になるかもしれませんよ。

あなたが幸せであることが重要

そして何より、親が幸せであることが重要です。親が自分の強みを生かして人と関わり幸せになることで、自然と子育ての悩みは少なくなります。親がプレッシャーを感じているとそれは伝染してしまいます。親が幸せであれば、それも伝染していきます。まずはあなたが最高に幸せであってほしいと私は思います。子育てには正解なんてありません。親が幸せであれば、子供はそれを受け勝手に幸せな人生を歩んでいきます。親も子供もいつでも変わることが出来るのですから。

Facebook
Twitter
LinkedIn
Pinterest

最新記事

ジャーナリング