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誘導瞑想でメンタル強化 〜 究極の方法

こころとこころをつなぐ、こころのかふぇ
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大城 眞抽美
精神科で学び、その後は朝日報道番組ABEMA・雑誌Poco'ce・財経新聞など出演。心の予防と早期発見の重要性を感じカウンセリングを開設。個々に合わせたメンタルケアやマインドフルネスに力を入れています
目次

実際のところあなたはストレスを避けられない、ストレスに悩むのは仕方がないと思っていませんか?もし、それらを避けれる方法があり、メンタル強化や集中力アップができる実践方法があるとすれば興味はありませんか?

私たちの現代社会においてストレスは避けられない存在となっています。そんな中で、自分自身の心身を整え、人生をより良いものにするための有効な手段が「誘導瞑想」です。

本ブログでは、誘導瞑想の定義や効果、潜在意識(本人が自覚していない心の奥底にある意識で、「無意識」とも呼ぶ)との繋がり方、心構えなど、誘導瞑想を実践するための様々な側面について詳しく解説しています。ストレス社会を生き抜くための強力なツールとして、誘導瞑想を活用してみましょう。

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誘導瞑想とは?

誘導瞑想の定義

音声による指示やナレーションに従って行う瞑想方法のことを指します。これにより、特に初心者でも容易に参加でき、リラックスした状態で瞑想を体験できるようになっています。

特徴

他の瞑想スタイルと比較して、誘導瞑想は音声ガイドがあるため、初心者が取り組む上で非常に適しています。自己流で瞑想を行う場合、多くの集中力が必要で、初めての方は戸惑うことがありますが、誘導瞑想は明確な指示があるため、スムーズに進められます。

誘導瞑想の流れ

誘導瞑想は通常、次のようなステップで構成されています。

リラックスの準備
ガイドがリラックスした体勢や適切な呼吸法を提案します。
過去ではなく【今】に意識を集中
瞑想のテーマや目的に従って、心を今この瞬間に集中させる方法が説明されます。
イメージング
深い瞑想体験を促すため、視覚的なイメージを持つ誘導が行われることが多いです。

誘導瞑想の実施方法

音声ガイドだけでなく、映像や音楽を使ったサポートも可能です。最近では、オンラインプラットフォームやアプリを使うことで、手軽にアクセスできる環境が整っています。これにより、忙しい日常生活の中でも、心を落ち着ける時間を持つことが可能です。

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誘導瞑想の効果

誘導瞑想は、心と身体に数多くのポジティブな効果をもたらします。以下では、その主な効果について詳しく解説します。

1.リラックス効果

最も顕著な効果の一つが、リラックスです。ガイドの声やヒーリング音楽に耳を傾けることで、心が落ち着き、ストレスや緊張が緩和されます。適切な姿勢で深呼吸を行い、精神を安定させることで、心地良いリラクゼーションを体験することができます。

2.マインドフルネスの向上

誘導瞑想を行うことで、過去ではなく現在(今、ここ)の瞬間に意識を集中するスキルである、マインドフルネスというものが向上します。
これにより日常生活における注意力や集中力が高まり、感情の管理もスムーズになるでしょう。特に感情に意識を向けることで、ネガティブな感情を軽減し、ポジティブな状態を維持しやすくなります。

3.自己理解の深化

自分自身の内面を掘り下げられます。自分の中の「潜在意識」との繋がりを意識することで、自己理解が深まり、自身の真の欲求や目標に気づくことが可能になります。このプロセスは、個人的な成長や自己発見を促進します。

4.集中力の向上

多くの人が、誘導瞑想を通じて集中力が向上したと報告しています。外的な刺激を排除し、心を静けさの中に留めることで、注意を集中させることができ、タスクへの取り組みが効率的になるでしょう。瞑想後には、クリアな思考と高い生産性を実感することが多いです。

5.精神的な癒し

さらにこの瞑想は精神的な癒しをもたらす効果もあります。心の中に潜むトラウマやストレスを解放し、心の平和を取り戻す手助けとなります。感情を受け入れ、感じることで、その感情の解放が促進されるため、うつ症状や不安感が軽減されることも期待できるでしょう。

6.直感力の向上

続けることによって、直感力が高まり、自分自身の内なる声を聞き取りやすくなります。これは、日常生活においてより良い判断を助け、自己信頼感を育てる要因ともなります。瞬間瞬間に意識的になることで、本来の自分を感じることができ、自分に対する信頼も大きく向上します。

これらの効果は、個々の状況や実践の仕方によって異なりますが、この効果が多くの人々にとって実感されていることは確かです。

潜在意識との繋がり

私たちは常に無意識に選択をし生きていますよね。この存在は、人生の旅路において貴重な導き手となります。この意識を深めることで、自分の真の願望や目的を発見する手助けが得られます。

潜在意識=無意識とは

潜在意識とは、意識していない無自覚な領域のことで、人生全体を左右しているもの

無意識マインドマップ

潜在意識に意識を向けるためのやり方

いくつか意識していくやり方はありますが、ここでは特に誘導瞑想を利用したアプローチを紹介します。誘導瞑想は、自分の内面に集中し、潜在意識とのコミュニケーションを育むための効果的な手段です。

ポイント一覧

①静かな環境を用意する
落ち着いた空間を整え、リラックスできる集中のできる場所を選びましょう。
②呼吸を整える
瞑想を始める前に、意識的に深い呼吸を行いましょう。ゆったりとした呼吸を心掛けることで、心の平穏が得られます。
③意識の焦点を合わせる
音声ガイドや瞑想の指示に従い、あなたの心の中の意識へ集中させましょう。「私は真の自分に接する準備ができている」と自分に語りかけてみてください。
④繋がった感覚を捉える
潜在意識との繋がりを感じる瞬間は人それぞれ異なります。瞑想中に「つながった」と感じたら、それは確かに無意識と結びついた証拠です。しかし、特に何も感じない場合でも多くの場合、潜在意識の中でしっかりと繋がっていますので安心してください。

同様にここで大切なのは、自分自身を信じてリラックスすることです。無意識はしばしば静かなメッセージを送ることがあるため、できるだけその声に耳を傾ける準備をしましょう。

夢と潜在意識の関連性

瞑想や催眠状態でうとうとしてしまうことは、決して悪いことではありません。それどころか意識を失っていても、繋がりを持っているのです。同時に夢の中で受け取ったメッセージは、後に振り返ってみると貴重な示唆となることがあるため、しっかりと記憶しておくこと(夢日記)をお勧めします。

夢日記とは

見た夢を記録し、考察や解釈をするためのダイアリーです。夢日記をつけることで、隠された夢や潜在的な思考に対処したり、自分の内面をよりよく理解したり、自己認識を高めたりすることができます。

つまり誘導瞑想を通じて、自分自身の内なる声を感じ取り潜在意識を強化することで、あなたの人生がより豊かで意味あるものに変化していくことでしょう。

誘導瞑想を始める前のポイント

はじめに取り組む前には、いくつかのポイントをおさえておくこと大切です。特にこのポイントが、より良い体験をもたらし、効果を高める手助けとなります。以下に、知っておくべきことを紹介します。

自分を受け入れること

まず、最も重要なのは「自分を受け入れること」です。瞑想中に感じる思考や感情に対して、評価や批判をしない姿勢を持ちましょう。浮かんでくる思考をただ観察し、それに執着しないことで、心を解放することができます。このように自分に優しく接することで、より深いリラックス状態に入りやすくなります。

目的意識を明確にする

次に瞑想を始める前に、自分がなぜ誘導瞑想を行うのか、その目的を明確にしておくことが効果的です。たとえば、「心を落ち着けたい」「新しいアイデアが欲しい」といった具体的な目的を持つことで、瞑想中の意識が集中しやすくなります。目的がはっきりしていれば、誘導者のガイドに従うときの理解も深まるでしょう。

リラックスした環境を整える

誘導瞑想の効果を最大限に引き出すためには、最初にもお伝えしたように、リラックスできる環境を整えることが重要です。特に静かな場所を選び、心地よい姿勢で座るか横になることが理想です。周囲の雑音や気になるものをできるだけ排除し、心を落ち着けるための準備を整えましょう。

開放的な心を持つ

さらに効果を得るためには、オープンマインドであることも大切です。また、新しい体験や気づきを受け入れる姿勢を持つことで、自己探求のプロセスが豊かになります。何が起こっても、それを受け入れ、評価しないという心構えが、瞑想の質を高めることに繋がります。

期待を持たない

最後に、成果を求めるあまりに期待を持たないことも重要です。特定の結果を求めることで、かえってストレスを感じやすくなります。瞑想はあくまでプロセスであり、その瞬間を大切に味わうことが価値です。心の余裕を持って取り組むことで、より深い体験を得ることができるでしょう。

これらの心構えを念頭に置くことで、誘導瞑想の体験が豊かになり、自分自身と向き合う時間をより有意義なものにすることができます。

誘導瞑想の実践方法

瞑想は、より深いリラックスと内面的な気づきを得ることができます。ここでは、誘導瞑想を実際に行うための方法を詳しく解説します。

誘導瞑想の具体的な手順

具体的な手順については以下の通りです。

①姿勢を整える
最初にリラックスできる姿勢をとります。例えば、椅子に深く腰掛けて、背筋を伸ばし、余計な力を抜くことが基本です。(※背もたれにはよりかからないようにしましょう)
この姿勢が、瞑想を円滑に進める助けになります。
②呼吸を整える
ゆっくりとした深呼吸を意識しましょう。鼻から吸い込み、口から吐くという呼吸法を実践することで、心身がリセットされ、リラックスした状態に入ることができます。
③音声ガイドを活用する
誘導瞑想を行う際は、音声ガイドを利用しましょう。ガイドが提供する身体の緊張をほぐす言葉や、心へと意識を向ける提案に従うことで、より高いレベルの瞑想体験を得ることができます。 
④呼吸と意識の調整
音声ガイドに従いながら、意識を自分の呼吸に集中させます。さらに、息を吸うときには身体中にエネルギーが満ちていくのを感じていきます。そして吐くときには、ストレスやネガティブな感情が手放されていくのを意識しましょう。

アイテムを取り入れる

更に効果を高めるために、以下のアイテムも試してみてください。

①アロマオイル
香りを取り入れることでリラックス作用が強化され、より深い瞑想に臨むことができます。
②自分のペースで進める
基本的に誘導瞑想は、自分のペースで進めることが大切です。無理に早く進もうとせず、心地よく感じるペースで流れに身を任せましょう。

まとめ

瞑想は、自分自身とより深くつながる機会を提供してくれます。リラックスした状態で、音声ガイドに導かれながら瞑想を行うことで、自分の内面に目を向けることができます。目的意識を持ち、オープンな心で取り組むことで、心身のリフレッシュや潜在意識との絆の深化を体験できるでしょう。忙しい日常の中でも、ぜひ誘導瞑想に取り組んでみて、自己発見と成長の旅に旅立ってみましょう。

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