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【自他境界の作り方】自分軸で生きるためのヒント

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村田有沙
身近な人には話しにくい内容など気兼ねなくお話下さい。誰かに“話す”ことは“離す”こと。一人で抱えずに誰かに話してみませんか?
目次

人間関係において、自他境界は良好なコミュニケーションと相互理解の基盤となる重要な概念です。しかし、自他境界が曖昧な場合、自分自身の価値観や意見を主張できず、他人の感情や責任に振り回されてしまう可能性があります。

この記事では、自他境界の重要性を理解し、具体的な作り方について解説します。

自他境界とは?

自他境界とは、「自分と他者の間の心理的な境界線」を指します。「自我分離」「自他分離」「バウンダリー」といった言葉も、同じような意味です。これらの言葉は、自分の価値観、感情、責任、時間、空間などを明確に区別し、尊重することを意味します。

具体的な例としては、以下のようなものがあります。

自分の意見や気持ちを正直に伝える
相手の意見や気持ちを尊重する
無理な要求を断る
自分の時間や空間を大切にする
人の悪口を言わない
人の秘密を守る

自他境界が曖昧な場合のデメリット

自他境界が曖昧な場合、以下のようなデメリットがあります。

自分自身の意見や感情がわからなくなる
他人の感情や責任に振り回される
人間関係のトラブルが多くなる
ストレスが溜まりやすい
燃え尽き症候群になりやすい

自他境界を作るための具体的な方法

自分の価値観や信念を明確にする

自分にとって何が大切なのか、何を信じて生きているのかを明確にすることが大切です。自分軸を持つことで、ブレることなく自分の意見や感情を主張することができます。

アサーションを練習する

アサーションとは、自分の意見や気持ちを「I(自分)メッセージ」で伝えるコミュニケーション方法です。「Iメッセージ」とは、「私は〇〇と思う・感じる」というように、主語を「I」にして、自分の状態を伝える表現です。

適切な距離感を保つ

親しい間柄であっても、適度な距離感を保つことが大切です。べったりと付き合いすぎると、お互いのプライベートに干渉しやすくなり、トラブルに発展する可能性があります。

NOと言える

自分の負担になるようなことは、無理に引き受けないようにしましょう。「NO」と言えることも、自他境界を守るために大切なスキルです。

自分自身を大切にする

十分な睡眠、栄養、運動を心がけ、心身の健康を維持しましょう。自分自身を大切にすることで、自他境界を保ちやすくなります。

まとめ

自他境界は、自分らしく生き、良好な人間関係を築くために欠かせないものです。今回紹介した方法を参考に、ぜひ自分なりの自他境界を作ってみてください。

補足

  • 自他境界は、完璧にできるものではありません。少しずつ意識して取り組むことが大切です。
  • 自他境界を作ることに苦手意識がある場合は、カウンセラーセラピストに相談するのも有効です。

自分の感情コントロールの方法は、「笑顔から生まれる幸せ! 心理学に基づく感情コントロールの方法」という記事で紹介しています↓

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