あなたは幸せになっていい

現代版「カエルの王子様」

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大城 眞抽美
大城 眞抽美
朝が来るのが怖い。身体に重力がのしかかってきて動けない。私は以前そんな経験をしました。あなたは負けたんじゃない。弱くもない。ずっと頑張ってきたのだから、「偉かったね。お疲れさまだね」って言ってあげよう
目次

親子関係と恋愛

親子関係は恋愛に繋がっている。親子関係が恋愛に影響がある。
実際にそんなこと思わないですよね。

ですが、男女問わず自身の親子関係で満たされなかった思いを恋愛関係で補おうとする傾向が、人にはあります。これは自分の親子関係で「満たされていない思い(叶わなかった思い)」をお付き合いしている相手が受け止めてくれれば、その恋愛関係を通じて過去の心の傷も癒されていきます。

膨張する想い

こんな経験ありませんか?お付き合いをはじめた後、しばらくして「あんなに大好きだった彼が前より好きではなくなってきたかもしれない。嫌な面ばかり見えてきて、なんだか不満が募ってきてしまった・・・」

こういった現象は、あなたと親との関係がとても深く影響しているからです。

今は共働き世代も増え、イクメン(育児を積極的に行う父親の意)などがでてきたりと変化はしてきましたが、近年ではまだまだ母親が一人で家事や子育てをし、父親は夜遅くまでお仕事をし、日曜日も休日出勤をするという家庭は多く見受けられます。

そして母親は父親が遅い分、子供に癒着をしていきます。(母子癒着とも言います)

ここから母親は帰りが遅い父親に対して愚痴がでるようになり、子供はその愚痴を隣で聞きます。
そうすると子供は何気なく言った言葉も深刻に捉え、「お母さんかわいそう」「お母さんを悲しませるなんて、お父さんなんて大嫌い」と思い込んでいきます。

こういった環境で育った子供は、母親の価値観のまま物事を見るケースが多くなり、異性全体に対してネガティブなイメージがついてしまいます。

蛙化現象に陥る

「カエルの王子さま」というグリム童話は読んだことありますか?

蛙化現象はこの童話が由来といわれています。
このストーリーは、ある国のお姫様が森の泉に金の毬を落としてしまい泣いているところから始まります。
そこへ一匹の蛙が現れ「僕と友達になって寝食を共にしてくれるなら、毬を取ってきてあげよう」というのです。毬を取ってもらいますがお姫様はお城に帰ってしまいます。ですが、約束は守るようにと王様に叱られ蛙の元にしぶしぶ戻ります。
お姫様は蛙に対して嫌悪から泣きながら拒みますが、王の命令もあり寝食共に過ごします。お姫様は蛙を罵りながら壁に叩きつけようとしてしまいます。
このストーリーの最後は、蛙は魔法がとけ王子様にもどり、お姫様はその姿に恋に落ち結婚をするという物語です。

蛙化現象とは、このお話の正反対に着目したものになります。
今まで好きだった相手が醜く見え、マイナス面しか見えなくなり気持ちが冷めていく現象です。

この状態に陥りやすい人は肯定感の低い人に多く見受けられます。

蛙化現象は幼いころからのネガティブなイメージが自身の思考にへばりついている事から、大人になり、恋愛を始めた瞬間から無意識に相手に対しての期待とジャッジが始まっているのです。

父親似を好きになる

親子関係がうまくいかず、父親の愚痴ばかり聞いて育った子供は恋愛対象が自分の父親によく似た男性を好きになる傾向があると科学的にも証明されてきました。あんなに小さい頃父親に対して嫌悪感を抱いていたのになぜ?と思うのではないでしょうか。

理由は、父親から満たされなかった愛情を埋める為です。

そして交際相手に、自分の理想やこれまで満たされなかったものを埋めさせようとし、それが自身の思った事と違う結果だと段々と不満が蓄積されていきます。母親とは幼い頃に癒着傾向がある為、次第に母親と同じような愚痴や不満を言うようになってしまうのです。

すべて親のせい?

人はパートナーとの関係においても、良い方向でも悪い方向でも再現してしまう傾向があり、これを理解することが重要だと研究で発表されました。

幼い頃から自尊心が育まれるような親子関係であった人は、恋愛関係もうまくいっている場合が多かったといいます。
反対に、あまり親子関係がうまくいかなかった家庭の場合は恋愛関係もうまくいかない事が多かったと言われています。
ですが、親との関係が良くなかったから恋愛がうまくいかない、親のせいだと思い悩む必要はありません。今まで生きてきた過去の行動パターンをゆっくりでも良いので認識し、今お付き合いをされている相手やこれから出会う人との人間関係において、良くないパターンを繰り返さないようにすることが大切だと思います。

恋愛は親の責任ではありません。
確かに、親子関係で変わってはいくようです。

ですが、親も一人の人間です。
初めて母になり、初めて父になり、試行錯誤をしながら子育てをしていきます。
完璧な人はいません。大切な事は、自分はこれをされて嫌な思いをしたから相手にはしないでおこうと、ゆっくりでもいいのでパターンを再確認していくことだと思います。
そして恋愛が上手くいかない自分を責めないこともとても重要です。相手と向き合い、相手の本質を見てマイナスではなくプラスなこと、例えば「この人のここが好き」「ここが素敵」「ちゃんと話を聞いてくれる優しい人」など、ひとつひとつ見つけていくと相手の良いところも発見できますし、お互いに幸せな気持ちになりおすすめですよ。

間違えやすい蛙化現象

蛙化現象と似たもので、リスロマンティック(Lithromantic)があります。
別名アコイロマンティック(akoiromantic)やアプロマンティック(apromantic)とも呼ばれています。これはセクシュアリティーの一種です。
今は多種多様性の時代でいろいろな考え方や恋愛傾向などが私たちの世界には溢れています。私たちが気づいていないだけで、きっと前からそのようなセクシュアリティーはあったと思います。段々と世の中に広まってはいますが、まだ知らない人も多いのではないのでしょうか。
きっとそのせいで悩んで苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。

リスロマンティック

リスロマンティックというのは、異性に恋愛感情を持ち、その相手が自分を好きになったとします。そうすると途端に相手のことが嫌になるのです。
もちろん、少しずつ気持ちが冷めていくパターンもあります。ですが、身体的な触れ合いは望まなく、交際も望まない傾向にあります。

蛙化現象

蛙化現象は、異性に恋愛感情を持ち、お付き合いを相手に望みます。お付き合いをして段々と相手の嫌な面が見えてきたり、理想と現実のギャップが大きくなって嫌いになっていくことを言います。

少し似ていますがよく比較してみると違いますよね。
意外と間違えやすいので、お付き合いを求めていないのか、お付き合いの段階で少しずつ嫌気がさしているのか観察するとどちらなのか分かりますよ。

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