あなたは幸せになっていい

【思い込み】を捨てればうまくいく

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大城 眞抽美
大城 眞抽美
朝が来るのが怖い。身体に重力がのしかかってきて動けない。私は以前そんな経験をしました。あなたは負けたんじゃない。弱くもない。ずっと頑張ってきたのだから、「偉かったね。お疲れさまだね」って言ってあげよう
目次

思い込みで本当にそうなった人の話

私たち人間にはとても面白い心理現象があります。
ひとつ例にあげると、【人は思い込みで死んでしまうことがある】という心理現象です。

想像してみてください。

A . あなたは今、朝からとても嫌な気持ちです。朝食に目玉焼きを作っていても焦がしてしまうし、雨の湿気で髪がまとまりません。今日は一日どんな日になると思いますか?

B . あなたは今、朝からとてもハッピーです。よく眠れたし朝食も髪型もすべて完璧です。毎日見る占いは1位でした。今日は一日どんな日になると思いますか?

さて、この2つを想像したときに、どんな気持ちになってどんな一日になると想像したでしょうか。

Aは憂鬱な気分になり嫌な事が起きるのではないか、Bは反対に気持ちが晴れやかになって良い事が起こりそうなついてる日になりそうと思いませんでしたか?

実際にはあまり大差のない朝なのですが、人は嫌なこと・不幸なことが記憶に残りやすく、ひとつ嫌なことがあると「また嫌なことがあるのではないか」と無意識に頭の中で考えてしまいます。そうすると嫌な事に目がいきがちになり、「ほらね、やっぱり」と自分はついていないという思い込みが増してしまいます。

①嫌な事がおこる → ②「また同じことがあるのでは?」と考え始める → ③嫌なことがおきる(集中力が散漫していたりマイナスな思い込みがあるため、手がそのように動いているだけ) → 
④「あぁ、やっぱりまた起きた」とさらに思い込みが増す → ⑤嫌な事に目がいきがちになる → ⑥同じことが起きる → ⑦憂鬱になる → ⑧翌日①にもどる

オランダの医師による研究結果

私たち人間は思い込みによって人生が楽しく感じたり、あるいは不幸だと感じてしまったり、ひどい時は死んでしまうということが報告されています。

これは1883年にオランダで報告されたものです。
囚人であるブアメードに、自分の足の親指から大量の血が流れていると信じ込ませました。彼は目隠しをされていたので何も見えていません。医師が足にメスを入れたふりをして本当に親指から大量の血が流れていると彼は信じました。次第に強く信じ込んでしまった彼は実際に大量の血は流れでていないにもかかわらず、翌日亡くなってしまいました。

このことから私たちの心理現象はたくさん研究され、人は【思い込み】で良くなったり悪くなったりと変わってしまうことが分かりました。

感情=思い込み?

あるクライアントのお話です。

彼女は今の職場について3年になります。先輩や後輩にも恵まれていて仕事もきっちり行う真面目な人です。ですが上司は違い、部下にとても厳しく相手の後ろに立ちながらみんなの前でずっと怒っている人でした。上司は自分のミスには寛容で「上司だから君たちに指摘する義務はない」と理不尽なことを部下に常に言い聞かせています。ミスを注意するならまだしも、ストレスのはけ口のような、仕事とは関係のない人格否定をします。段々と彼女は『自分は何もできない迷惑な人間なんだ』と思い引っ込み思案になってしまいました。
(※お話掲載はクライアントに了承済です)

早速ですが質問です。
あなたは【今の自分】のことをどう思っていますか?

このクライアントは、先程お話をしたブアメードと似ています。周りから言われることによって本当は違うのにそうなんだろうと思い込んでしまう。完璧だった業務ではミスが多くなり、絶対に間違えないだろうということで間違えてしまい、その度に自身を否定をされ自信をなくし「やっぱり必要のない人間だ」と仕事を辞めてしまいます。

このように思い込みは悪い方向にいけばいくほどうまくいかなくなり、良い思い込みになればなるほど自信がもてたり、人生がうまく転換したりします。

スピリチュアルで言う【良い事を想像するとそのようになる】【寝る前に悪いニュースを見てはダメ】というのは、科学的な根拠に基づいています。スピリチュアルではなく、私たちの脳の構造を活かした【思い込み】とブアメードの心理現象のことだからです。

うまくいくには潜在意識に刷り込ませること

声にだしてみよう

あなたは自分のことを今から説明できますか?

もし自分のことについてネガティブなワードで埋まってしまうのならそれをポジティブな言葉に変えていかなければいけません。

例えば、
「私は自信がなく内気な性格だ」 → 「私は他の人よりも自信があり何でも挑戦する強い性格だ」
「私は人に本音を言えず合わせてしまう」 → 「私は自分の気持ちを家族にも職場の人にも言える」
「ぼくは職場の人と馴染むことが出来ずコミュニケーションが苦手だ」 → 「ぼくは誰とでも楽しく会話が出来るしコミュニケーション力に長けている」

声にだして1日3回、できれば90日間試してみてください。朝でも夜でもかまいません。声にだすと自分の耳に入り脳にインプットされていきます。

「言葉が脳を変え行動を変えていく」のは、常識

【人間の言葉には脳を変化させる作用がある】
これは私たち脳科学に携わっている研究者たちには常識です。

今の時代、うつ病を薬で完治させるのは難しくなっています。
周りが何を言ったのか、その人の環境や最終的には本人の思考を改善していかなければいけません。
言葉を変化させると私たちは言葉通りの行動を取ります。もしあなたの口癖が「無理」「できない」「続かない」など後ろ向きな言葉の場合、行動にもそのように表れているはずです。

人が行動をとるときは【ミラー細胞】というものが活性化している状態のときになります。
言葉に感動やイメージなど何かしら感情の高まりが強まると、ミラー細胞が働き、行動を引き起こすのです。

例えばカフェに行って隣の人がケーキを食べていたとしましょう。それを見たあなたはさっきまで食べようとしていなかったのにおいしそうに見え、自分もケーキを頼むという行動をとってしまいます。
テレビCMでもビールを飲む姿が映されたり、ビールの缶を開ける音を聞いて自分も飲んでしまった経験ありませんか?

それが【ミラー細胞】です。テレビCMはこういった効果を狙っているのですね。

まとめ

このことから学べることは、普段から心と身体の関係を意識することの大切さです。

日常生活においても、適切なストレス管理が心身の健康にはとても重要であることが認識されています。確かに病気ではありません。ですが、骨が歪んだら筋肉バランスも崩れ、血液やリンパの流れが悪くなりますよね。そうしたらきっと自分で揉むか、整体など通い直しに行くかと思います。
メンタルも同じで、少しの歪みだけなら数回の通いで直せますが、歪みがひどくなった状態だと長期で通わなければならなくなります。

今はメンタルヘルスに対してこういった認識が低く、自然に治るものだと感じている人は多いのではないでしょうか。こころのかふぇにもボロボロになってから相談に来られる人は大半です。勇気をだしてどうしても自分を変えたい、前に進みたいと強く思い来られる人も大半です。
大切なのはあなたの気持ちです。もし周りから嫌な事を言われていたり身体に不調がでてきていたら第三者を頼るのもひとつの手段だと感じています。

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