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小学校での「暴れる子」増加の原因は、子供の自己コントロール力低下に関する重要な問題

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大城 眞抽美
大城 眞抽美
朝が来るのが怖い。身体に重力がのしかかってきて動けない。私は以前そんな経験をしました。あなたは負けたんじゃない。弱くもない。ずっと頑張ってきたのだから、「偉かったね。お疲れさまだね」って言ってあげよう
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キレる子どもが増え続けている現実

文部科学省による2019年度の調査データですが、生徒の暴力行為の発生件数は、7万8787件でした。(2020年からは新型コロナで通学者が減ったので、2019年のデータをみています)

小学校4万3614件、中学校2万8518件、高校6655件となり、小学校の発生件数が飛び抜けて多いことがわかりました。

実際、子どもがキレる問題は増え続けています。ニュースでも『キレる子どもたち』や『今の若い人たちはすぐにキレる』という話題で各メディアに取り上げられていました。

ではなんで、キレる子どもが増え続けているのでしょうか。

感情のコントロール低下現象

きっと生きている中で誰でも嫌なことがあったり、落ち込むことがあったり、心がポキッと折れることがあるのではないでしょうか。

それでもなんとか立ち上がって前向きに捉えられる人、反対に心が折れたまま立ち上がれずに引き込もってしまう人。

私たちはマイナスな感情に耐えることが出来なくなってしまった時、キレて周りに当たり散らしてしまうことがあります。

小学校に入学した途端、親の目から離れ問題行動を起こす子どもは多くいます。これは、自分で気持ちをコントロールする力が未発達のせいだと考えられています。

教育関係のデータでわかることは、2012年からキレる小学生が増え始め、2018年には中学校を抜き、高校の発生件数を遥かに上回っています。

叱ることができない現実

最近の教育現場は以前と比べてとても変わったと感じています。少し前の学校では、生徒が悪いことをしたり寝ていたりすると、教師は生徒に叱り、ダメなことはダメなど教えていたと思います。

ただ、今では教師は叱れなくなりました。

実際に教育現場に携わっている方(850名)にアンケートをしたところ、叱るのではなく「ダメなことはダメだよ」と丁寧に話しかけるようにお話をするらしいです。

もしきつく叱ってしまうと、生徒が落ち込んで学校に来なくなってしまう子もいる。もしくは親が学校に来たりクレームの電話をしたりと大変なことになるからだそうです。

家庭でも叱る親は少ない

家庭内でも同じです。今では共働き世代が多く、学校から帰ってきても親がいなく一人で過ごす子どもは増えてきました。親は仕事でクタクタになり、子どもと接する時間帯も少なくなりました。仕事でクタクタになると子どもの少しした変化にも気付きづらくなります。

子どもを褒めるだけで叱ることは可哀想だと思う親もいますし、どう接して良いかわからない親もいます。二世帯住宅も少なくなり、お爺ちゃんやお祖母ちゃんが子どもにいろいろ教えたりする家庭も僅かになりました。

ただ勉強が出来ればいい、良い学校に行かせて親が理想とする職業についたらいい、勉強熱心な親は多いですね。

けれど勉強よりも大切なことはたくさんあります。それは家族や友人とのコミュニケーションや、時には叱り、何がダメなことで良いことか話す時間も大切だと私は思います。分かりやすく云えばアニメのサ○エさんみたいな家庭ですね。

子どもが家族だけにキレる原因

子どもが他人ではなく、家族にだけキレることもあります。それはどういった原因からくるのでしょうか。

  • 子供にとって家庭が安全・安心な場所であるため
  • ストレスの吐け口がないため
  • 親の過度な密着
  • 思春期や反抗期
  • 感情コントロールがまだ未熟

主にこの5つが考えられます。では、子どもがキレたときにやってはいけないことはなんだと思いますか?今から詳しく見ていきましょう。

やってはいけない2つの行動

怒鳴るのはNG

人はポジティブな感情よりもネガティブな感情の方が伝染しやすく、ストレスを感じイライラしている人を目にしただけで、26%の被験者がストレスホルモンのレベルが高まります。

もし、親が日常的に子どもを怒鳴っている場合、子どもも同じように怒鳴ることで感情を外に出そうとします。子どもは親の影響を受けます。親が怒鳴りたくなる場面でもなるべく怒鳴らないようにしてみてくださいね。

子どもより優位に立とうとするのはNG

親は子どもを育てる役目があります。なので舐められてはいけないため、親が優位に立とうとする気持ちが目立っている感じがします。

例えば、「あなたは○○はしてはだめ」「何度言えば分かるの?」などという言葉です。これは自分の意のままにするという考えが働いています。

人から「あなたは~すべきだ」と命令されると、自分を守りたいという気持ちが大きくなり、それに反発をしたくなります。

子どもを叱るときは、「私は~と思う」と自分を主語にした言い方をすると反発せず素直に言われたことについて子どもは考えます。これは本当に効くのでぜひやってみてくださいね。

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