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めんどくさいママ友との付き合い方!ストレスフリーな関係づくり術

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大城 眞抽美
朝日報道番組ABEMA・30代女性雑誌Poco'ce・Re.rise Newsなど出演。本格的な精神医学を研究。シングルマザーや不登校児童、OD問題、ナイトワーク女性へカウンセリングをしています。
目次

子育ての合間に、ママ友との付き合いで悩むことも多いですよね。ママ友との関係は、お互いの価値観の違いや環境の違いから様々なストレスが生まれがちです。
しかし、うまく付き合えば子育ての良きパートナーにもなれます。今回は、ママ友付き合いの難しさや具体的な付き合い方、LINEグループでのストレス解消法などを詳しく解説します。ママ友との上手な付き合い方を学んで、楽しい子育て生活を送りましょう。

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ママ友付き合いがめんどくさい理由

ママ友との関係を築くことが時として煩わしく感じられるのは、いくつかの要因によるものです。以下にその主な理由を詳述します。

共通の関心が少ない

ママ友との関係は、子どもの活動や学校行事を通じて成り立つことが多いですが、実際には 共通の興味や価値観が乏しい 場合がしばしばあります。趣味やライフスタイルが異なると、会話の流れを維持するのが難しくなり、気を使う場面が増えてしまいます。このため、コミュニケーションのなかでストレスを感じることが少なくありません。

多忙な日常生活

育児や家事に追われ、日々の生活が忙しい中で、ママ友との交流に 時間を確保することが難しい のも一因です。特にシングルマザーの場合、友人との気軽な会話や集まりに時間を取る余裕がないことが多く、無理に時間を作ることが逆にストレスになってしまうことがあります。

役割上の距離感

ママ友との関係は、学生時代の友人関係とは異なり、特有の 役割を持っています。学生時代の友人は長い間の相互理解と信頼によって支えられていますが、ママ友は「子どもを持つ母親」という立場で繋がっているに過ぎません。このため、お互いを深く理解することが難しく、気を使い合うシーンが増えてしまいます。「なんとなく疎遠に感じる」と感じることも少なくありません。

社会的なプレッシャー

ママ友同士の関係においては、周囲の目を意識しやすく、「他のママたちの中で浮いてしまうのではないか」と不安を感じることが多いです。イベントや集まりで他のママたちと無理にコミュニケーションをとろうとすると、逆にストレスが募ることもあります。このような状況では、ママ友との付き合いが楽しさよりも負担に感じられることが多くなります。

ママ友のめんどくさいところランキング

ママ友との交流には楽しい面も多くありますが、時には面倒に感じることも多々あります。ここでは、先輩ママたちが挙げた「めんどくさい」と感じるママ友の特徴をランキング形式でご紹介します。

1位: 自慢話やマウンティング(27票)

自分の成功話や家庭の状況を自慢するママ友は、特にストレスの種になることが多いです。「私の夫は大企業で働いている」など、無意識にマウンティングをしてくることがあります。これに対しては、「それはあなたの功績ではない」と心の中で反論したくなるのも理解できます。

2位: LINEグループでのやりとり(26票)

LINEのグループチャットも、時として疲れを感じさせる要因となります。必要な情報のやり取りだけでなく、雑談や他愛もない話が流れてくるため、「何かすることがないの?」と思ってしまうことも。また、グループ内での悪口や愚痴が広がると、せっかくの楽しい会話がストレスに変わることも少なくありません。

3位: 他人の悪口を言う(24票)

また、他のママ友の悪口を聞かされるのが苦痛だと感じる方も多いでしょう。毎日のように愚痴や不満を聞かされると、心が沈んでしまいます。そんなママ友とは距離を置きたくなるのが本音です。

4位: プライベートに踏み込む質問(24票)

家庭の状況に執拗に立ち入ってくるママ友も厄介です。「旦那さんの年収は?」「家のローンはどんな感じ?」などの質問には、嫌悪感を抱くことも。自分の私生活をさらけ出すことに抵抗を感じるため、こうした質問にはしっかりと距離を保つことが重要です。

5位: ランチやお茶会への強引な誘い(23票)

参加したくないと思っているのにしつこく誘われるのは、非常に面倒です。「いつなら来れるか教えて」と聞かれると、断り続けること自体がストレスになってしまうこともあります。また、特定のグループに入ることができない場合も、心身に疲れを感じさせる要因です。

6位: 子どもの問題への干渉(15票)

子ども同士のトラブルに首を突っ込んでくるママ友も注意が必要です。お互いの子どもが成長できる環境を保ちたいと思う一方で、外部からの介入が多いと、自分の子育てに対する自信が揺らいでしまうことがあります。

7位: プレゼント交換の負担(5票)

最後に、意外にもプレゼント交換についての負担もストレスの一因です。相手の期待に応えようとすると、楽しむどころか心が疲れてしまいます。

このように、ママ友との関係にはさまざまな「めんどくさい」側面が存在します。それぞれの特徴に合った適切な付き合い方を見つけることが、より良い関係を築くポイントになるかもしれません。

ママ友の自慢話やマウンティングとの付き合い方

ママ友との付き合いでよく直面する問題の一つが、自慢話やマウンティングです。これは、相手の旦那の仕事や子どもの成績、さらには自分自身の趣味や生活スタイルなど、さまざまな側面で発生します。これらを上手にかわす技を身につけることで、ストレスを軽減し、より良い関係を築くことができます。

自慢話にどう対処するか

自慢話をするママ友と接すると、自然と気分が下がってしまうことがあります。まず大切なのは、相手の話に対して冷静に反応することです。過剰なリアクションを避け、あくまでサラッと受け流すことがポイントです。「そうなんですか、すごいですね!」などの軽い返しが効果的です。

マウントを取られたときの対処法

もしも、自分に向けてマウントを取られたと感じた場合、自分を卑下する必要はありません。マウントの背後には、自信のなさや不安が隠れている場合も多いです。そんな時こそ、しっかりした態度で自分の意見や価値を伝えることが大切です。「私はこれが好きで、これはこうなんです」という風に、自分のスタンスを主張しましょう。

敬意を持たない関係を築く

自慢話やマウンティングのような行動をする相手には、必ずしも親しくなる必要はありません。敬意を持たない関係を築くことで、無駄にエネルギーを使うことなく、相手との関係を保つことが可能です。そのためには、適度な距離感を維持し、関係性を浅く保つのが理想です。

楽しい話題を切り替える

自慢話が続く場合には、自分から話題を変えるのも一つの手です。「最近、〇〇を始めたんですけど、すごく楽しいですよ!」など、自分の楽しい体験を話すことで、自然と会話の流れを変えることができます。相手にも「話を聞いてくれてありがとう」と思わせつつ、さらっと自分のペースに持っていけるかもしれません。

自分を大切にすること

一番大切なのは、自分自身を大切にすることです。ママ友との関係で気を使いすぎて疲れてしまうのは本末転倒。自分の気持ちを優先し、無理せずに付き合いを楽しむことが大切です。自慢話やマウンティングに左右されず、自分自身の価値観を持ち続けて、心地よい人間関係を築きましょう。

LINEグループのやりとりでのストレス解消法

グループLINEでのやりとりは、便利である一方でストレスの原因にもなります。特にママ友同士の会話は気を使いがちで、非常に気苦労が多いもの。このセクションでは、そんなグループLINEでのやりとりをストレスフリーにする方法をいくつかご紹介します。

シンプルな返答を心がける

長いメッセージや絵文字が多いと、逆に重く感じることがあります。言葉数を減らし、用件をシンプルに伝えることを心がけましょう。「了解しました」や「ありがとう」など、短い言葉でコミュニケーションを取ることで、ストレスを軽減できます。

自分のペースで返信する

忙しい時に即レスを求められるとプレッシャーを感じることが多いですが、自分のペースで返信することが大切です。「後でちゃんと返事するね」と一言伝えて、時間に余裕を持ちましょう。焦ることなく、必要な時にだけ返信すれば、心に余裕が生まれます。

ミュート機能を利用

グループチャットが活発になると、通知が多くなり、気が散る原因となります。そのため、必要ない時はグループをミュートにするのも一つの手です。自分が知りたい情報だけをキャッチアップし、不要な会話から距離を取ることで心の余裕を保ちましょう。

適切なタイミングでの脱退を検討

特定のグループが自分に合わないと感じたら、無理に続ける必要はありません。必要以上に参加し続けてストレスを抱えるより、早めに抜けることをお勧めします。参加するのは自由ですので、自分に合わないと思ったら潔く辞めるのも賢い選択です。

トピックの切り替えを提案

グループ内の会話が沈んでいると、気まずさが生まれることがあります。そんな時は、自分から話題を変えてみましょう。「最近の子どもの成長についてどう思う?」や「みんなのおすすめの本は?」など、軽い話題を提案することで、会話が活発になり、雰囲気も和らぎます。

個別チャットで直接やり取り

全体のグループチャットでは話しにくいことも、個別チャットなら気軽に話せる場合があります。特に悩みや相談ごとは、信頼できるママ友とディスカッションすることで解決策が見つかるかもしれません。また、個別でのやりとりはより親密感を生むことも期待できるため、ストレス軽減につながるでしょう。

以上のポイントを実践することで、LINEグループでのコミュニケーションがより楽に、快適に行えるようになるはずです。自分自身の心地よさを大切にしながら、楽しいママ友との関係を築いていきましょう。

他のママ友とうまく付き合うコツ

自分のペースを守る

ママ友との付き合いを楽しむためには、自分自身のリズムを大切にすることが不可欠です。他のママたちと同じペースで歩もうとすると、ストレスを感じやすくなります。心地良い関係を築くためにも、「無理をしない」というスタンスを持っていきましょう。たとえば、ランチのお誘いに対して「今日は用事があって…」と素直に断ることで、自分の時間を守ることができます。

笑顔を忘れずに

初めて会うママ友や久しぶりの再会の時は、明るい挨拶を心掛けると良いスタートが切れます。「こんにちは!」や「お会いできて嬉しいです!」などのポジティブな言葉で雰囲気を和らげることができます。この一言が場の空気を柔らかくし、リラックスした会話につながるでしょう。

適度な距離を保つ

ママ友との関係を無理なく楽しむためには、適切な距離感を意識することが重要です。あまり親密になりすぎないように心掛け、あくまで友好的なビジネスライクなスタンスで接するとよいでしょう。プライベートな悩みについての深い話は避け、カジュアルな話題を中心に交流を楽しむことで、ストレスのない関係を築けます。

噂話には関与しない

他のママたちが噂話をしている時には、賛同も反論もせず、中立的な立場を保つことが重要です。他人の悪口に絡んでしまうと、後でトラブルになるリスクがあります。「そうなんですね」と軽く受け流すことで、自分の立場を守りつつ、円滑なコミュニケーションを続けることができます。

柔軟なスケジュール調整

お誘いがあった際には「ちょっと考えさせてください」と伝えると、後からゆっくりと自分の気持ちを整理することができます。自宅に帰った後に考えることで、無理なく予定を調整できるでしょう。また、事前に自分のスケジュールを見直しておくと、簡単に対応できるようになります。

仕事が忙しいことを伝える

自分が忙しいということを上手く伝えるのもひとつの手です。「最近仕事が立て込んでいて…」と話すことで、頻繁なお誘いを避けることができます。ただし、あくまでも正直に忙しいことを伝えることが大切です。信頼関係を崩さずに適度な距離で接することが、長続きする関係につながります。

これらのポイントを活用して、自分に合ったママ友との関係を整えていくことで、子供との時間も充実したものになるでしょう。

まとめ

ママ友との付き合いは、時にストレスフルな場面に直面することもあります。しかし、自分のペースを守り、適度な距離感を保ちながら柔軟に対応することで、楽しい交流も十分に可能です。互いの個性を尊重し、自分の心の健康を第一に考えることが大切です。ママ友との関係性を上手く調整し、子育てを支え合える実りある人間関係を築いていきましょう。

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