悩みはなんで起きるの?
悩み事ってなんであるのか、起きるのか分かりますか?
悩みは『成長するために目の前に飛び込んでくるもの』です。
悩みはライフスタイル(人生)が変わるときに起きます。
なんでこんなに辛いことばかりおきるのだろう…と考えたことはありませんか?私は何度も何度もありました。辛いことに集中しすぎて「自分はなんてダメな人間なんだろう」とスパイラルに陥り、楽しいことが起こっても辛いことしか記憶には残りませんでした。
私たちの脳は不思議なもので、自分がアンテナを立てているものしか目に映ったり記憶に残らなかったり、楽しいことが起きてもその時にネガティブな気持ちでいたら自分の都合の良い方向へ記憶を上書きしてしまいます。
脳は都合よく記憶や見たものを書き変える
例えば、小さな女の子からお花を一凛プレゼントされたとしましょう。気持ちが安定している時は「ありがとう」と言葉がでて良いことが起きてうれしいと気分が良くなると思います。
ですが反対に、あなたの気持ちが落ち込んでいたとき同じように、小さな女の子からお花を一凛プレゼントされたとします。そうすると「あぁ、私のことがかわいそうだって同情してきたのかも…」と感じ、さらに女の子がにこにこして渡してきていても、可哀そうな自分を見る目で渡してきたと記憶を書き変えるのです。
そして私たちが無意識に『変わりたい、変わろう』と思っているときに悩みは起きます。
ピンチはチャンス!とよく言いますが、実際にその言葉通り成長するタイミングとして起こっているものだと解釈してみてください。
こんな気持ちの時に悩みは起こる
- 自分にイライラする
- 自分に不満がある
- もっと自分は出来るはずと思っている
- 幸せになりたい
など
悩みを解決する方法《やり方》
じゃぁ、どうすれば解決ができるのでしょう?
とことん悩む?朝から晩まで悩んでいたら疲労してしまいますね。考えろ、行動しろとも聞きますが、単に行動したり考えることはオススメできません。
余談ですが、人は 5 秒や 10 分、30 分、一日以上考えたとしても結局 86 % 同じ答え(考え)をだします。
悩みを具体化してみよう
まず、あなたの悩みを具体化することがポイントになっていきます。あなたの悩みはどういったものですか?
悩みを具体化することによって感情に揺さぶられて見えていなかったことが明確になり、自分は何に対して困っているのか、悩んでいるのかがハッキリとしていきますよ。
自分に質問をしてみてください。例えば…
【悩み事】
人が怖くて話すのが苦手だ。職場の人とは目をそらしてしまい暗いやつだと思われていると思う。とにかく怖い。逃げたい。
【質問】
今、何に悩んでいるの?
→ 挨拶もできず、職場が怖い
それは本当に悩みなの?
→ 自分がそう感じるから悩みだと思う
何が問題だと思う?
→ 目を合わすことができないことや挨拶ができないことが問題だと思う
何が問題だと思う?
→ 目を合わすことができないことや挨拶ができないことが問題だと思う
何が問題だと思う?
→ 目を合わすことができないことや挨拶ができないことが問題だと思う
本当に問題だと思う?
→ 変な態度をとるとみんなから嫌われるんじゃないかとか、嫌われたらどうしようとか自分で思い込んでいるだけかもしれない
その悩みがあることで、どんなデメリットがある?
→ 悪い方に考えすぎて1日中モヤモヤして仕事のミスが多くなってくる
本当に悩むほどのものだと思う?
→ いいえ、職場の人と仲良くしたりできなくても仕事は進められると思う
悩んだあとの未来を明確にしてみよう
悩み事(問題点)を具体化できたら、次はその後自分はどうなっていたいか、あなたの未来を明確にしてみてください。叶えたい未来を100%ではなくて、120%叶っている状態を描きます。
ただ悩むのではなくて、なりたい自分を目標に立てて解決していくということが基本になります。
私たちの脳では、「意識を向けたことへ方向づけられる」という特徴があります。なので初めから【なりたい自分】を描くことによって、それに必要な情報に気づけるようになるのです。
例
「この夏は登山をしてみたい」と決めたとしましょう。
そうすると、
電車に乗っていたら登山初心者へ向けた広告が貼ってあったのを見かけた。
違う道で帰宅してみたら近所に登山用品を扱ったお店を発見した。
など
登山に必要な情報がどんどん目につき入ってきます。
【私が性被害とDVにあい、女性起業家に這い上がったお話】
カウンセリングで目標達成に向けてのコーチングプログラムをしています
https://note.com/kokocafe/n/n9f82b24a45f4?sub_rt=share_b
決断をして行動をしてみよう
ここまできましたら「必ず自分は叶えたい未来を手にする」と決断することです。これが結構大事です。今あるのは今までの思考や行動パターンで生じている悩み事です。ですから、次は行動パターンを意識して変えてみましょう。
よく叶えたい、こうなりたいと思っていても行動をしていなかったり違う真逆のことをすると、それは絵空事のように消えてしまいます。なので決断をしましたら行動がセットになります。
①どんな行動をするか決めよう
具体的に、どんな行動をするのか紙やExcelなどに箇条書きで書いてみましょう。紙などがなければ頭の中で考えてみてもOKです。
②①について何を行うかを決めて、実践してみよう
ここで大切なことは、叶えるためにこれをしよう!といきなり大きな行動をおこす人もいますが、いきなり大きなことをするとかえって続きませんし、出来なかった自分に対して自己嫌悪になってしまう場合もあります。意外とこれで断念してしまう人が多く感じられます。私も最初はこんな感じで途中でポキッと折れていました。
なので、すぐに実践できて、なおかつ難易度の低いことから始めてみましょう。
赤ちゃんがヨチヨチ歩きから段々と成長していくことになぞられて【ベイビーステップ】と呼ばれています。
ベイビーステップの決め方としては、自分に「今からできることはなんだろう?」と質問をすると効果的です。
悩みをプラスに変えてみよう
「悩みはマイナスでしかない」と考えがちですが、表と裏があるように悩み事にもプラスとマイナスがあります。
例えば、「お気に入りのグラスを割ってしまった」ということがあれば、マイナスに考えると「最悪だ。」となり、プラスに考えると「新しい素敵なグラスを買える」となります。
ある有名な実業家の奥様の話ですが、知り合いから電話があり仕事を手伝うことになったのですが、途中で知り合いから「会社の経営が悪く、報酬を少し減額させてほしい」と言われました。奥様は人とのご縁は大切にしたいと考えていたので了承しました。しばらくしてまた「悪いけど半額の報酬にしてほしい」と言ってきました。ですがあまりにも少なかったので了承できずお断りをすると、暴言を吐かれて奥様は解雇されたそうです。
それを悔しくて夫に伝えると、「それは口約束の仕事でしょ?データあるの?ぼくはデータがないと守れないよ」と返答されたそうです。
傷ついている人に言う言葉!?と心底怒れしばらく夫とは話をしなかったそうですが、少ししてからマイナス面だけではなくプラスの面を見る様に視点を変えてみようと思いました。
どう変えたかというと、「データがないと守れない」。要するに、データがあれば守ってくれる。今まで自分は知り合いだからといって口約束で終わらせてた。これからは絶対データが残る様にメールで送ってもらうようにしようと、翌日から行動を変えました。
そして、同じ失敗はしなくなったそうです。
結果は悪いことではあったけれど、今ではきちんとデータに残し他の仕事がスムーズになったので良い方向に解決しました。
悩みがあっても思考パターンや行動を意識的に変化させることができれば、必ず成長できます。今回は一人でできるコーチングをお伝えしましたが、カウンセリングの中でも一人一人に合ったコーチングや療法を行っています。
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